2019年12月4日 12:20 PM
日系三世の強打者
ナショナルリーグで2年連続で首位打者となったクリスチャン・イエリッチのバッティングを見てみます.今シーズンは本塁打も44本記録しており,長打力も兼ね備えています.ウィキペディアによると、母方の祖父が日本人でクォーターとのことです.
母方の祖父はミネオ・ダン・オダという日本人であり,その血が1/4流れる日系三世である。母方の祖母はドイツ,イギリス,オランダ,スコットランドの血を引く家系であり,フットボール選手だった曽祖父のフレッド・ジャーク(英語版)はNFLで殿堂入りを果たしている.父方はクロアチア移民の家系.弟のコリン・イエリッチは2015年にドラフト29巡目でアトランタ・ブレーブスに入団した捕手で,2016年12月24日に当時兄が所属していたマーリンズとマイナー契約をした.
引用元: ウィキペディア
選手情報
引用元: ウィキペディア
- 2010年のMLBドラフト1巡目(全体23位)でフロリダ・マーリンズから指名。
- 2017、第4回WBCのアメリカ合衆国代表に選出。3月22日の決勝プエルトリコ戦に勝利し、初優勝。打率.292の成績で大会最優秀外野手となる。
- 2018年8月29日のシンシナティ・レッズ戦では6安打を記録し、自身初のサイクル安打を達成。
- 2018年9月17日のレッズ戦で再びサイクル安打を記録し、1シーズンで同じ相手に2度サイクル安打を達成したMLB史上初の選手となる。
- 2018年、首位打者のタイトルを獲得。147試合、打率.326、36本塁打、110打点、22盗塁、出塁率.402を記録。
- 2018年、チームを7年ぶりの地区優勝へ導き、ナショナルリーグMVPを受賞。
- 2019年は130試合の出場で打率.329(リーグ1位)、44本塁打(同4位)、97打点、30盗塁、出塁率.429の成績を残し、2年連続で首位打者のタイトルを獲得した。 オフに同年から新設されたオールMLBチームのファーストチーム外野手の1人に選出された。
「人」の形で打つことは,MLBで活躍するための最低限の打撃動作
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=JhfrNGT09Gc
動画ではイエリッチ選手のホームランのスイングを横方向から見ることができます.ボールのコースによってスイングは変わりますが,ほぼ真ん中寄りのボールをホームランにしています.
大谷選手とは違い,前足を上げてステップしていますが,タイミングをとることが上手く,速球,変化球どちらにも対応できる選手のようです.
バックスイングでは,後ろ肘をフライング・エルボーにして,ヒッチ動作で肘を上げた反動を利用して肘を先行させてスイングしていることがわかります.
前足の着地後,下肢からエネルギーを上肢に伝達して,体幹を後方に倒す動作の中でバットのヘッドスピードを大きくし,「人」の形でボールを打っています.
「人」の形で打つと,軸足で体重を支えステップ脚が伸びたままかかとを地面に置く体勢になるため,打った後,すぐに前足が地面から離れることはありません.
この動作はMLBで活躍している選手に多く見られる動作であり,日本人選手が長距離砲としてMLBである程度の成績を残そうとするならば,身に付けておくべき最低限の動作になると考えられます.

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=JhfrNGT09Gc

「人」の形で打っているので,打った後,前足がすぐに地面から離れない
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=JhfrNGT09Gc