2020年11月24日 4:19 PM
身長170㎝でNPB歴代3位の567本の本塁打を記録した門田博光選手.40歳にして打率.311、44本塁打、125打点で本塁打王、打点王の二冠を達成.ホームランバッターのグリップの位置を確認します.
目次
門田選手とグリフィー選手の構えの共通点

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=aKFX1smL7pg

引用元:https://baseballsavant.mlb.com/sporty-videos?playId=afbd48d8-8848-45f9-9d58-b498ddd581ef
インサイド・アウトにスイングするためには(アウトサイド・インのスイングを防ぐためには),グリップの位置を体に近づけておかねばなりませんが,ホームランバッターの門田選手にもこの特徴がみられます.

再掲

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=WtQ9M2YD_DI&ab_channel=MLB
また,門田選手はグリフィー選手と同様に,あらかじめ構えで体幹を捕手側に捻って,グリップの位置が体から離れないようにしています.
大谷選手は,逆にグリップの位置を体から離して構え,バックスイングで肩を回しますが,グリップと体は離れたままです.
グリップの位置を体に密着させフック・グリップで構えると,ワキが締まり,肩を回してもバットを後ろに残すことができるため,右方向,センター方向,左方向すべてにスイングのタメをつくって打つことが可能になります.
NPBではグリップを体から離す打者ばかりで,門田選手のようにグリップを体に密着させる打者はなかなか見られません.
打つときにグリップを体に近づけるから問題ないという人がいるかもしれませんが,MLBの打者から見ればムダな動作(球速のあるボールに対応できない)になるので,最初から体に近づけておくほうが無難です.
ワキが締まることで,打者は3つの利点を得ることができます.
- ワキが締まるとグリップの前方移動にブレーキがかかる → タメをつくることができる
- ワキが締まると体にバットを巻きつけることができる → 慣性モーメントを小さくできる
- ワキが締まるとインパクト後,ボールを強く押し込むことができる → 中心衝突が可能となる
詳しくは,「ワキが締まることで得られる3つの利点」をご覧ください.